〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
天角(東京・浅草橋)

2025年4月、浅草橋駅を出てすぐの場所にこだわりの牛丼を提供する「天角」がオープンしました。落語家の二代目林家木久蔵さんが手掛けるお店です。店名は、落語の演目「牛ほめ」で出てくる褒め言葉「天角(角が天を向いている)」から。

もともと食べるのが好きだった木久蔵さんが、肉を扱う名店シェフたちが絶賛する1987年創業の老舗精肉店「サカエヤ」の新保吉伸氏と出会ったことから、牛丼屋を始めることになったのだそう。場所は弟弟子の営業するバー「希林」を昼の時間帯に間借りすることに。客席はカウンター8席とテーブル1卓です。

肉は岡山県・吉田牧場で放牧して育てられた「ブラウンスイス牛」や、熊本・阿蘇の名物「あか牛」、北海道・完全放牧野生牛の「ジビーフ」、「近江牛」のすき焼き用などの和牛が「サカエヤ」から日替わりで届くそう。何が届くかわからないので、訪れる度に新たな肉との出会いがあるかもしれません。米は10年ほど前から木久蔵さんが米作りに参加している新潟・上越市柿崎区のものを100%使用しています。

看板メニューはもちろん「牛丼」1,500円(味噌汁付き)で、注文を受けてから肉をさっとつゆで煮込み、1杯づつ作るスタイル。肉そのもののおいしさを味わえるようにと、味付けはシンプルに。あっさりとした薄味に仕上げていますが、肉や玉ねぎ、米の旨みがしっかりとしているので、食べ応えは十分。お腹に余裕がある人は「肉大盛り」700円にして、おいしい肉を口いっぱいに頬張るのがおすすめ!

営業は水、木、金曜の午前11時45分〜午後2時のランチタイムのみで、11時45分~、12時30分~、13時15分〜の3部制になっています。予約はお店のInstagramのDMから。「サカエヤ」の肉で作る至高の牛丼を味わいに、足を運んでみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント

『明るく丁寧な接客、予約なしと告げると
予定をチェックされ、カウンター席を薦められました。
どうもほぼほぼ業界の方のようです。
私の後に数組予約なしの訪問を受けられていました。
牛丼1500、お肉の増しが2段階、それにドリンク
この日はお肉の増しをすると増しは近江牛のみとのこと。
明るくアットホームな雰囲気
注文を受けてから作るので暫しの待ちがあります。
和牛を生かす為と思われる薄味の味付けです。
ダイレクトにお肉の良さが伝わります。
この日の基本は近江牛、阿蘇の和牛、ブラウンスイスの3種
戴いていてどれがどうとまで目利きできませんが
基本的にしっかりとランクが良い上質な和牛感を堪能しました。健康的。
お味噌汁は白味噌でお豆腐のお味噌汁でした。優しい味わい
美味しく和牛を満喫できるお店です』(iryu2011さん)

『浅草橋から徒歩20秒の線路下の便利なロケーションで希林というBarの間借りの店舗。
外観は飲食店が立ち並ぶ通りの裏側が入口になっており細い階段を上がって2階へ。
内観は窓からの景色が拓けたカウンター8席とテーブル1卓の空間。
グルメで食べ歩きも昔からされている林家木久蔵師匠。
生産者さんも実際に巡られて、今回素材に拘った熟成UMAMI牛丼を完成された。
牛肉は熟成技術に長けた近江のサカエヤさんの和牛。
米は新潟柿崎米100%コシヒカリ。
メニューは牛丼1つ。そこに肉増しが+で追加注文可能。
肉増しの注文率は驚異の80%近くとの事らしい。
営業日は水、木、金のランチのみ。
予約は店舗InstagramにDMで1日限定30食との事。
■熟成UMAMI牛丼 1500円+肉増し700円
牛丼の割下は丁寧に昆布から出汁を取り、そこにサカエヤさんの熟成肉の牛脂をたっぷり入れる。その事でかなり旨みが乗り間違いない味わいに。
玉ねぎにも味が染み渡り、牛肉も噛めば噛むほど旨みも感じられてジューシー。
さすが、サカエヤさんのクオリティ。肉が美味い!
近隣が安い価格の店が多いエリアたが、サカエヤさんの肉の価値を知っているので1500円は安いと感じる。
そこに肉増しで1.5倍にすると食べ応えも十分。
お米も少し硬めで粒が立っていて甘みも良く肉との相性も良い。
追いダレも用意して下さってるのが嬉しい。
クオリティの高いランチ牛丼。また伺います!』(食べムロさん)
※価格は税込。