一口に「生ハム」と言っても、その種類や味わいは店によってさまざま。今回は、新しくオープンしたハモン専門店から、ワンコインで生ハムを食べられる人気店、グルマンたちに愛される名店の生ハムまで厳選してお届けします。

1. Atrevío(麻布十番)

「ハモン クロケッタス」1,500円 写真:お店から

2025年5月27日、麻布十番にハモン専門店「Atrevío(アトレヴィオ)」がオープン。スペインハモンのトップブランド「Campofrio(カンポフォリオ)」の⾼級ハモンイベリコを中⼼に、ハモン専⾨家・コルタドールによる切り⽴てハモンはもちろん、スペインスタイルのピザ「Coca」などを味わえます。ハモンは種類によってまったく異なる味わいで、イタリアの生ハムともまた違う、新たな食体験になりそうです。

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2. 霹靂(鎌倉)

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トルタフリッタ   出典:phili204さん

2025年5月、鎌倉にワインサロンというコンセプトながら、しっかり食事も楽しめる「霹靂」がオープンしました。同店では「The Tabelog Award 2025 Silver」を受賞している北海道「パルコ フィエラ」の「シャルキュトリー」1,980円などを味わえます。イタリア・ベルケル社製のスライサーで透けるほど薄くスライスした生ハムは、食感や風味が一層際立ち、口に入れると軽やかに溶けていくような感覚。イタリアの揚げパン「トルタフリッタ」にのせて味わうのがおすすめ。

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3. pupuMARUCO(代々木八幡)

「生ハム」500円 写真:お店から

2024年12月19日、代々木八幡駅南口を出てすぐの場所に「pupuMARUCO(ププマルコ)」がオープンしました。名物料理は切りたての超エアリーな生ハム。厳選した生ハムを原木で仕入れ、店内で解体。オーダーを受けてから、イタリアから取り寄せた特製スライサーで極薄にカットします。切りたての極薄生ハムは、口に入れるとふわっと溶けていくような食感。この極上の生ハムが500円のワンコインでいただけるのは驚きです。切りたてのサラミも用意されており、合盛りにすることもできます。

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4. テランガ(田原町)

「生ハム」(プラス1,600円で、14,300円のコースに追加可能) 写真:お店から

田原町駅から歩いて数分。大通りに面していながら、それと知らなければ、よもやそこにレストランがあるとは思えない古民家風の佇いの「テランガ」。食べログの点数は2025年6月の時点で3.23だが、口コミを覗いてみれば絶賛のコメントが多数寄せられている隠れた名店です。名物の生ハムは、シェフが数ある生ハムから選び抜いた秋田県柴田畜産の「あっぷるとんの生ハム」。原料に添加物は一切使わず、独自の製法で12カ月以上熟成させて作りあげた、いわばクラフト生ハムを味わえます。

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5. 洋食堂葡萄 神楽坂(牛込神楽坂)

生ハム&ニョッコフリット 写真:お店から

2025年2月、牛込神楽坂駅から徒歩5分ほどの場所に、自分好みのコースを作れる「洋食堂葡萄 神楽坂」がオープン。中野の人気店「洋食堂葡萄」の姉妹店です。メニューは「プリフィクスコース」6,380円のみ。30種類以上ある組み合わせから、好みのものをチョイスして組み立てられるコースが中野店で非常に好評を得ているため、そのままトレースしたそう。突き出しの「生ハム&ニョッコフリット」は、目の前で特殊なスライサーを駆使してカットされる1mmの極薄生ハムを、揚げたてのニョッコフリットと味わう逸品。温かいニョッコフリットに生ハムの脂が溶け出し格別なおいしさです。

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